イルビゾンテ

今週のお題「買ってよかった2022」

 

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IL BISONTEのブックカバーです。

布製のブックカバーを使っているけど3、4年して、少し色あせた感じになってしまい、前から皮のブックカバーが欲しかったのもあって、イルビゾンテのブックカバーを買いました。

安物でも良かったのですが、ある時、イルビゾンテの店舗の前を通りかかった時、ここにカバーがあるかな?と思い店内に入りました。

僕はレザーアイテムが好きなので、色々と商品を見まわしてから店員さんにブックカバーの有る無しを尋ねブックカバーを出してくれました。

僕はひと目見て気に入り購入しました。

少々贅沢な買い物でした。

 

僕はさっそく本にカバーをつけました。

気持ちが高揚し、本を読むのがどんどん楽しくなってくる感じですね。

本を読み、疲れてきたら本を閉じる。そしてカバーを見つめる。手触りを感じる。そして本を開く。

その一連の動作がとても気持ちがいい。

 

 

人生で変わった瞬間

子供が生まれた事とか、母の死などあるけど瞬間ではないなと思った。

もちろん子供が生まれて自分という人間が変わった事は確かだし、母の死での当時20歳の自分の行動力は凄かったと振り返ってみて思う。

でもそれは、時間をかけてゆっくり変わっていく。

そのような事だと思う。

では、人生が変わった瞬間とはどういったものだろうと考えてみた。

そういえば僕はよく花を買ってきて、花を生けていたな。と、ふと思い出した。

花を見て何も感じない日もある。

ある日はキレイだなぁと思う瞬間がある。

今の自分はどういう心を感じているか、それを知るために花を買っていたんだった。

空も同じだ。

毎日見る風景。

ああ、キレイだなぁと思う日もある。

余裕がないのか、何も思わない日もある。

そんな心の変化の事をいうのかなあ、と考えていると、そうだ。人生が変わった瞬間を思い出した。

たぶん僕が6歳か7歳の時、初めてB'zの曲を聴いた時だ。

B'zもデビューしたての頃で、あまり知名度もない時代、兄がこの曲良いなと言って聴かせてくれた。

CDかラジオか忘れたけど、僕の身体に稲妻が走った。

 

これからというもの、僕はB'zファンになった。小学三年生のアルバムには、工作で作ったタオル掛けを手に持って写っている僕の写真がある。そこには黄緑に塗ったボードに黄色で描いたB'zのタオル掛け。そして少し髪の毛をのばしてセンター分けした僕が写っている。

稲妻さん風のスタイルだ。

僕はまわりを見てB'zが好きな自分が大人びているなと思っていた。

 

僕は今年で40歳になる。

それでもこの日ほど、衝撃を受けた事はないと思う。

今もHighway Xを聴いて、写真をペラペラめくっている。

あゝ、かっこいいなと、ずっとずっと見ていられる。

もうすぐで4歳になる子供がいる。

僕は面白半分で子供のテーブルにHighway Xのポストカードをそっと置いてみた。

 

????

これなに?これだれ?と言っていた。

こういった好みは遺伝しないものなのかな。

 

 

前のテーマが、人生変わった瞬間だと思っていたけど、土曜日で変わるんですね。

それでも一応投稿してみました

 

 

ワイン

久しぶりのワイン

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RABASCOイタリア

 

とっても美味しいですね。

バナナのような甘い香りがして、口に含むと酸味はあまり無く蜜の様な、それでいて甘ったるく無く、なかなか面白いワインだなと。

このワインは完全なオーガニックワインで酸化防止剤も入ってないんですが、それを感じさせない美味しさです。

畑の中でもトラクターも使わず牛を引いて耕していかに地を固めないようぶどうを育てているそう。

場所はローマの東にあるそうで、言われてみればラベルもそれっぽくてカッコいい。

また飲みたいワインですね

 

最近読んだ本

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李陵・山月記             著 中島 敦    新潮文庫

 

最近読んだ本といっても、去年の夏から体調崩しブログに投稿する元気と本を読む元気がガクっと落ちました。

まあ、それでもぼちぼち本を読んでいました。半ば強制的にブログをやっていかないとこのままズルズルとやらないまま終わってしまう、と思い。今日ここに綴ってるという感じです。

 

さて、山月記。人虎伝をもとに描かれた小説。

どうして詩人が虎と化したか、「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」という猛獣を飼い太らせた結果であるように詩人の心の内を明らかにしている。あと、哲学的というか形而上学的というのか人間の心と虎の心が交互に変わっていく様。どうして虎になったと怪しんでいたと思っていたら、ふと以前はどうして人間であったかを李陵の心の内を語っている。

日に日に人間である時間が減り、完全に虎と化する、そして人間だった記憶がなくなる様。

輪廻転生というんでしょうか。獣でも人間でも、元は他のものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れていき、初めから今の形の物だとおもいこんでいるだけではないか?

そんな本だと思います。

あと、キングダムが好きな方はオススメかも。

 

 

大晦日

どうも、久しぶりの更新になります。

 

今日こそはと思いブログのようなものを綴ろうと思いました。

今まで、酒造りをしていたので、初めて家でゆっくり新年を迎えられます。

家内と一緒に、笑ってはいけないを見ながら過ごす事が夢だったような...。(夢というと大袈裟)

にしても眠い。けど、めちゃくちゃ面白い🤣そして明日は仕事が無い!

幸せ過ぎる。良いのか?こんな幸せで。

 

 

今年もいろいろありましたが、皆さんはどんな1年だったでしょうか。

僕なんかは、ハーフマラソンの挑戦だったり、西宮ストークスの応援とか、後は仕事仲間との対立など辛い事あったりと。うん、平凡な毎日の繰り返しの様に見えるけど、いろいろあるな〜。

 

明日は初日の出を拝みたいので、そろそろ寝ようかな。

なんだこれ?

まぁ、何はともあれ。

良いお年を

6月に読んだ本

今回はこの3冊。

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あなたは誰かの大切な人     著  原田マハ     講談社

 

原田マハさん好きですね〜。以前、本をよく読む知り合いが、マハさんのことを言っていてどんなだろうと言う事で、初めて読んだのが『花々』でした。読書家が薦めるので堅いのかなぁと思っていたら、いやいや、女性ならではな柔らかさに、キュレーターとしての芸術の知識、マハさんしか書けない文章がそこにしっかりとあります。

基本、本を買うのは場所とお金さんを取るので、出来るだけ図書館で借りて読む、というスタイルをとっています。買う場合はしっかりと考えてから買うようにしているのですが、この本は衝動買いというか即買いでした(笑)

ページ数も200くらいで少なく、6つの短編集で出来ているからかもしれません。

いろいろ勉強になり、マハさんはオススメです。

 

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ピアノを弾くニーチェ       著 木田元     新書館

 

 

哲学、を嗜む程の知識を持ち合わせてる訳でも教養がある訳でも無い人間ですが、たま〜に読みたくなるんですよね。

20歳の時、木田元さんの『反哲学史』を読んで、次に哲学という物に触れるなら、また木田さんにしようと思ってから十数年経ちました。

この頃はもうスカスカの脳で(今もですが笑)あまりに難しく1年くらい読むのにかかりました。しかし、分からないながらも確実に実になるような気がしました。

本書はどちらかと言うとエッセイになっていて木田さんの事が知る事が出来ました。

題名からしてニーチェの翻訳かなと思ってのですが、それはそれで良かった訳で。どうしてかと言うと、木田さんの薦める20冊の中で気になるものがあったからです。メルロ-ポンティの『眼と精神』を機会があれば読んでみたいなと。芸術による哲学という物でしょうか。鑑賞者の立場から従来の美学に対して、あくまで創作者の立場から芸術を見ようとする。そういった考えが今まで無かったのでそそられますね。

 

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酒屋の群像            著 丸本 智也     Paikka books

 

酒をつくる、売る商いに携わる7人のインタビューで、あぁ、お酒ってやっぱいいなぁと思える本ですね。実は本書は卒業論文で大学生が書いた物です。が、あまりに質が良くいつもお世話になっている酒店さんが自分の所でも置く、という事でわたし自身もこの本と出会えた訳です。

グダグダな私の文章と違いすごいなぁと、ただただ思いました。

 

ワイン

先日飲んだワイン

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Frederick stevenson オーストラリア

グラスに注ぐと、ロゼのような軽くピンクに染まったワイン。この時点から既に美味しそうです。柑橘系の香りで、口に含んだ時甘い余韻を残しつつキュッと締まるような酸味で終わる。そんなワイン。旨しです。

このラベルも気に入りました(笑)