子供が生まれた事とか、母の死などあるけど瞬間ではないなと思った。
もちろん子供が生まれて自分という人間が変わった事は確かだし、母の死での当時20歳の自分の行動力は凄かったと振り返ってみて思う。
でもそれは、時間をかけてゆっくり変わっていく。
そのような事だと思う。
では、人生が変わった瞬間とはどういったものだろうと考えてみた。
そういえば僕はよく花を買ってきて、花を生けていたな。と、ふと思い出した。
花を見て何も感じない日もある。
ある日はキレイだなぁと思う瞬間がある。
今の自分はどういう心を感じているか、それを知るために花を買っていたんだった。
空も同じだ。
毎日見る風景。
ああ、キレイだなぁと思う日もある。
余裕がないのか、何も思わない日もある。
そんな心の変化の事をいうのかなあ、と考えていると、そうだ。人生が変わった瞬間を思い出した。
たぶん僕が6歳か7歳の時、初めてB'zの曲を聴いた時だ。
B'zもデビューしたての頃で、あまり知名度もない時代、兄がこの曲良いなと言って聴かせてくれた。
CDかラジオか忘れたけど、僕の身体に稲妻が走った。
これからというもの、僕はB'zファンになった。小学三年生のアルバムには、工作で作ったタオル掛けを手に持って写っている僕の写真がある。そこには黄緑に塗ったボードに黄色で描いたB'zのタオル掛け。そして少し髪の毛をのばしてセンター分けした僕が写っている。
稲妻さん風のスタイルだ。
僕はまわりを見てB'zが好きな自分が大人びているなと思っていた。
僕は今年で40歳になる。
それでもこの日ほど、衝撃を受けた事はないと思う。
今もHighway Xを聴いて、写真をペラペラめくっている。
あゝ、かっこいいなと、ずっとずっと見ていられる。
もうすぐで4歳になる子供がいる。
僕は面白半分で子供のテーブルにHighway Xのポストカードをそっと置いてみた。
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これなに?これだれ?と言っていた。
こういった好みは遺伝しないものなのかな。
前のテーマが、人生変わった瞬間だと思っていたけど、土曜日で変わるんですね。
それでも一応投稿してみました